子を持つとその保護者である以上、何らかのPTA活動にかかわらざるを得ませんよね。コミュ障の私としては毎度なかなかハードルが高いのですが、そうも言ってられません。今回は初めて広報委員をやらせてもらうことになりました。
…と、最初の顔合わせに出てみると、なぜかわが校は今までの引継ぎ資料がほぼない!以前やったことがある経験者も少ない!そして担当教員も影薄い!
…てな感じで、私たちはイチから調べなおさねばならない事態になりました。今回、私は地元の新聞社の広報誌づくりの講習にも参加したのでそれを参考にしつつ、作る方法等について書いていきます。
PTA広報とは?どうやって作るの?

PTAの広報とは、その学校に通わせている家庭もしくは地域に配布する広報誌を製作する委員。広報誌の内容・頻度・製作方法・予算はその学校によって様々です。
あるPTA新聞コンクールの受賞作を見てみると、同じ公立小学校でも以下のように形態は千差万別です。
| 年間発行回数 | ページ数 | 発行部数 | 年間予算 | 広報委員数 | |
| A小学校 | 年4回 | A4版8P | 200部 | 約15万円 | 8人 |
| B小学校 | 年37回 | A4白黒1P | 550部 | 約5万円 | 11人 |
| C小学校 | 年4回 | B5版19P | 800部 | 約90万円 | 74人 |
| D小学校 | 年3回 | B4版4P | 500部 | 約20万円 | 5人 |
| F小学校 | 年5回 | A4版4P | 200部 | 約6万円 | 15人 |
| G小学校 | 年4回 | A3版4P | 600部 | 約20万円 | 5人 |
| H小学校 | 年3回 | A4版12P | 500部 | 約10万円 | 14人 |
| I小学校 | 年3回 | A2表裏1枚 | 300部 | 約6万円 | 9人 |
学校により全然違ってきますね!何ページにも及ぶ見どころ満載の冊子を年に数回製作する所もあれば、週一ペースで白黒1Pのものを製作しているところなど、本当に様々です。これらはどんな風に製作しているのかとなると、予算や委員の規模によって左右されます。
しかし製作方法で大きく分かれるのが、
- 自分たちは文章・写真の納入をしてプロに紙面作りを頼むか
- 自分たちで紙面のレイアウトまでするか
の二つだと思います。
1.のプロに頼む場合は、印刷会社や編集プロなどとどんな紙面にするのかという点や予算、納期など綿密に打ち合わせが必要になります。そして自分たちは文章や写真を収めていくという形です。比較的楽ではありますが、紙面のデータは印刷会社のものになるので、もらうことは難しいと思います。もらえたとしても、次期にそのデータを改変して作るというのはしにくいと思います。
2.の自分たちで作るというのは、紙面は自分たちで製作、データとして納入し、印刷だけ印刷会社に頼むものになります。自分たちで作るので予算は抑えることができます。が、やはり労力が大変です。紙面づくりの担当者との役割分担がカギになってくると思います。
自分たちで作る場合、どんなソフトを使うの?

自分たちで紙面を作る場合は、手に入りやすく、使ったことのある人が多いマイクロソフトの「Word」や「Excel」を利用している所が多いようです。広報委員は毎年メンバーが変わるので、ある程度の人が使えるもののほうが無難ではありますよね。
このほか、広報誌作成の専用のソフトとして無料ソフト「朝刊太郎」を使っているところもあるようです。こちらは自由度が高いのが特徴ですが、テンプレート的なものが見当たりません。慣れるまでに時間がかかりそうです。しかし使いこなせれば、すごくいい武器にはなると思います。
また、無料で編集できるソフトとして「bookuma(ブックマ)」というものを使っているところもあるそうです。こちらはある程度テンプレートがあるので、文や写真を当てはめるとできてしまいます。ただ、これは印刷会社が出しているソフトなので、自分での編集・プリントアウトは可能ですが、印刷会社に頼むとなるとこの会社のみ利用可で、他社へのデータ持ち込みはできない作りになっています。印刷会社をどこにするかも含めて検討している場合は、サイトには印刷を頼んだ場合の金額も細かく書かれていますので、一考してみるといいと思います!
また、1万~2万円くらいで購入できる「パーソナル編集長」というソフトを使っているところもあるそうです。こちらはテンプレートもあり、操作画面なども使いやすいので、広報専用のパソコンがある場合は今後も利用できるので、購入も検討してみるのもいいかもしれません。
新聞の内容は?

こういった形で新聞に書かれる内容も様々。保護者の目線で、学校に関しての疑問や、校内でのイベントの様子を知るまたとない機会を広報誌は与えてくれます。よくあるのが…
人物紹介
教職員紹介、卒業生紹介、地域の人、何らかで活躍した生徒にスポットを当てて紹介するのは、目を引く記事の一つです。
イベント
写真満載で、入学式・卒業式・運動会・文化祭・修学旅行などのイベントを紹介したりします。学校での楽しそうな子どもたちの笑顔を見ると、保護者も安心しますよね。
アンケート
SNSとの付き合い方、子育ての悩みなど、共感できるようなテーマについて書くと、他にはない自分たちの住んでいる地域の傾向なので、とても興味深い記事になると思います。
PTA新聞製作の注意点

新聞を作るうえで注意しなければならないのが、イラストや画像の使用です。
ネットではたくさんの素材がありますが、基本的に素材には著作権があり、無断で利用することはできません。フリーで使っていいものかどうかを確認してから利用するようにしましょう。また、フリーで使っていいと書いてあるものでも、改変することは禁止されています。
このほか、生徒のなかには広報誌などに名前や顔を出すことができない子もいます。学校によっては入学や始業式の時点で確認していると思うので、できれば学校側と情報を共有していた方がいいと思います。子の安全にかかわることなので、ここはきちんとしたいですよね。


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